【40代男性ダイエット】体重100kg・ウエスト110㎝の方が・・・

氏名：A様

年齢：４０代

担当：森澤

PBM歴：2020年5月～

利用頻度：パーソナルトレーニング60分　週一回

出会い：楽Lifeの前を通りがかった

目的：ただ痩せるだけでない体作り

効果：-50ｋｇの減量に成功

　　　⇒貧弱ではなく筋肉の付いたたくましい身体へ

現在40歳となる私は以前、体重が100kgを超えており、ウエスト周りは110cmほどと、ドラえもんのような体型をしておりました。市販のスーツもフィットするものがなく、全てオーダーで作らねば、着ることが出来ない。一日中身体が重く、横断歩道の信号が点滅しても、走って渡ることも出来ない。仕事にも支障を来すようになり、「これでは死んでしまう」と、一念発起して自己流のダイエットを開始したのが、37歳の誕生日でした。

元々ストイックな私は、「どうやったら痩せるのか」ではなく、「人は何故太るのか」ということを、自分なりに研究していきました。自分なりの痩せるための理論を確立し、徹底的に実践したところ、半年程度で30kg程度の減量に成功し、1年程度で50kg程度の減量を果たしました。ウエストは63cm程度となり、細すぎてまたもや市販のスーツではサイズがなくなりました。ちなみに、ダイエットや減量という観点からは、知識と実践を通じて、誰もよりも詳しくなったと思っています。

痩せると身軽になり、色々とフットワークが軽くなります。この頃、福岡市博多区に居住しておりましたが、コロナ禍の最中に、より良い住環境を求め、福岡市南区へ転居してきました。南区へ転居して、1～2ヵ月が経過した頃、ランニングの最中にたまたま見つけたのが、PBMの楽Lifeです。「痩せるだけで、筋トレなどしたことがなかったからな」と思い、ランニングの途中で立ち寄ったのですが、その場の雰囲気やトレーナーさんとの会話も弾み、そのまま利用することとなりました。コロナの影響により延期されていた楽Lifeのオープンですが、この時がオープンして最初の1ヵ月目であったと伺いました。

楽Lifeで何度か自主的にトレーニングを行いましたが、当時38歳であった私には、どうも物足りません。もう少し本格的な筋トレが出来ないものかと考えていたところ、トレーナーさんより、パーソナルトレーニングを勧められました。直ちに「やります」と即答し、本店でのパーソナルトレーニングを受けることとなりました。

ストイックな私は、初回のアンケートの際、迷わずに「最も厳しく」に丸を付けたことを覚えています。期待通り、下半身に体幹・腹筋、胸に背中、二頭筋に三頭筋、身体中の筋肉を万遍なく鍛えて貰いました。「重たいものを持てるようになる」ことが目的ではなかったのですが、最初は持ち上げることすら出来なかったものが、簡単に10回も持ち上げることが出来るようになることは、自身の成長を実感出来る瞬間ですね。

さて、そもそものパーソナルトレーニングの目的は、「ムキムキになりたい」というものではありませんでした。死ぬような思いで50kgの減量に成功した私は、何とかして現状を維持したかったのです。そのため、筋トレにより太りにくい身体を手に入れたかったことに

加え、美しいボディラインを作ることを目的としていました。筋肥大を目的としていなかったものですから、本店の2Ｆにあるフリースペースでは、毎日のようにランニングマシンを利用しました。減量に成功したからといって、いきなり速く、そして長く走れるものではありません。最初は時速8.0kmで、45分走ることが精いっぱいでした。数ヵ月掛けて時速8.0kmで1時間を走れるようになり、そこから時速8.5kmで1時間、時速9.0kmで1時間と、徐々にペースを上げていきました。今では、調子の悪い時で時速11.0kmを1時間、普段で時速11.5kmを1時間、調子の良い時で時速12.0kmを1時間×2セット（2時間で24.0km）を走るようにしています。ここまで出来るようになるまでに、2年以上が掛かったと思います。継続は力なり、ですね。ちなみに、このプロセスで、本店2Ｆのランニングマシンが自然故障したと伺っていますが、多分（いや間違いなく）、私のせいではないかと思っています。

このように、PBMに限らずトレーニングジムとの契約を行っても、勝手に痩せたり、勝手に健康になるものではありません。パーソナルトレーニングの場合、トレーナーさんからの個別的な指導もあり、より効果は高まるのでしょうが、それでも週に1回1時間だけジムで運動をして、家でお菓子ばかり食べていれば、何の効果も得られないと思います。自身の思い描く健康やダイエットの定義と、トレーナーさんの指導が融合して、初めて効果が最大化されると思います。私の場合、トレーナーさんが非常に親身になって私のニーズを聞いて頂きましたし、尊重もして貰えました。そして、パーソナルトレーニングで求められる以上の努力を、自身で管理し、行っている自負もあります。これらが全ての効果を最大化してくれ、最高の結果をもたらしてくれています。

ここまでを読めば、「筋トレ大好きな人」、「トレーニングにハマっている人」、「趣味がスポーツ」等と思われるかもしれません。しかし、冒頭に書いたように、元々は体重が100kgの堕落したタイプの人間です。今でも、ランニングに行く前は「行きたくない」と思いますし、筋トレ前も「したくない」と思います。ここで、本当に何もしなかったから、昔はデブだったんですよね。筋トレとランニングには、本当に精神的にも鍛えて貰いました。

仕事面でもそうですね。筋トレとランニングを行うということは、その時間を確保しなければなりません。以前はダラダラと、数時間掛けて行っていた仕事も、今では1時間で終わらせるようになりました。「明日しよう」と思っていた仕事も、「いや、今日中に終わらせよう」と思えるようになりました。これが、先に記載した「フットワークの軽さ」でしょうか。

こうなってくると、「自分は何でも出来るのではないか」と、良い意味で自信が付いてきます。最近では、40歳になって人生で初めてピアノを習い始めましたし（先生はPBMで知り合ったプロのピアニストの方です）、仕事でも色々と独創的なアイディアが思い付き、会社経営も極めて順調です。

自身の今後については、会社経営についても身体のコンディションについても、「現状維持」を望んでいます。維持というのはなかなか大変で、人間というのは、油断をすれば直ぐに楽な方へ、楽な方へと流れていってしまいます。折角鍛えて貰った精神力で、楽な方へ流れることなく、現状を維持することを目標としています。これ以上ストイックになり過ぎると、ストレスになりそうですからね、今くらいが丁度良いと思っています。

担当トレーナーの森澤さんへは、感謝しかありません。森澤さんは、上級心理カウンセラーやキャリアコンサルタント等の心理学系の資格を有しており、兎に角、世間一般でいう「筋トレならこうしろ」という理論を押し付けない方です。一般的な理論と、利用者個人のニーズの双方を理解し、独自のトレーニングスタイルを開発・提供して貰えます。筋トレもピアノも両方習ってみて思ったことは、鍛える前に「続かせる」努力が必要なんですよね。その際、師とフィーリングが合わなければ、鍛える以前に終わってしまいます。ダンベルと向き合っているわけではなく、人と人とが向き合ってはじめて成立するパーソナルトレーニングですから、森澤さんとの出会い、そして相性の良さは、最高でした。

最後に、PBMへのメッセージとしては、トレーナーさん皆さんの質が、大変良いと思います。トレーニングをするために行く場所なのでしょうが、トレーナーさんとの会話を楽しみに通っている方も、多いのではないでしょうか。いつまでも、そういう場所であって欲しいと思っていますし、例えば宝満山への登山やその他、トレーナーさんと利用者同士が交流出来るような企画を開催されても、面白いと思っています。是非、利用者が楽しんで通えるトレーニングジムを続けていって下さい。